心も元気になるポジティブな遺贈寄付入門

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※コラムを読むのが大変な方へ
内容が5分で分かる簡単解説動画を作りました!
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心も元気になるポジティブな遺贈寄付入門

(1)遺贈寄付はネガティブなものと思っていた
(2)応援したい団体、活動、プロジェクトに寄付をする
(3)相続人から寄付をさせたいという希望の遺言をサポートした話


司法書士の友田純平です。

このコラムでは、
親の介護に振り回されず、
子供世代の老後資金や安心生活を
守っていくために必要な情報を配信しています。

今回は、

遺贈寄付について、


お届けします!!

遺贈寄付については、
私も誤解していたことがあります。

今回は、論理的な記事というよりは
私の体験談という内容になりますので、
気楽にお読みください。

あっ、ちょっと考えてみても
いいかもと思っていただけたらうれしいです!

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心も元気になるポジティブな遺贈寄付入門
(1)遺贈寄付はネガティブなものと思っていた
(2)応援したい団体、活動、プロジェクトに寄付をする
(3)相続人から寄付をさせたいという希望の遺言をサポートした話
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(1)遺贈寄付はネガティブなものと思っていた


正直に言うと、遺贈寄付は「渡す人がいない」場合の
選択肢だと考えていました。

相続人がいないから、
仕方なく、渡したい団体を選んで寄付をする。
そのように、他に選択肢がないから選ぶ
ネガティブなものと考えていました!

しかし、実は違うのではないのではないかと
最近、考えを改めています!

寄付は、仕方なく選ぶ選択肢ではなく、


自分で使い方を決められる
ポジティブな選択肢の1つ


なんだと!!

アメリカでは、子供への金融教育で
ブタの形をした貯金箱を使った教育もあるそうです。

「ハッピー・マネー®のピギーちゃん(Piggy Bank ピギーバンク)」
という貯金箱で、4つの穴が空いており、
それぞれお金の出口として、
「貯蓄(ためる)」
「消費(つかう)」
「投資(ふやす)」
「寄付(ゆずる)」
と書いてあり、子供が選んでお金を入れることができる仕組みに
なっています。

当たり前のように

「寄付(ゆずる)」

があることが
すごいですね。


(2)応援したい団体、活動、プロジェクトに寄付をする


日本でも、寄付を目にする機会が増えてきました!

クラウドファンディングや、
ふるさと納税も寄付の一種です。



簡単に自分のプロジェクトに寄付を募集できる
クラウドファンディングのポータルサイトも増えました。

ふるさと納税も返礼品に目が行きがちですが、
「市区町村の○○の活動に使ってほしい」と
用途を定める点で、寄付の一種になります。

私も振り返ってみると、
いろいろと参加をしてきました。

・ふるさと納税(返礼品目当てですが(笑))
・犬猫の殺処分ゼロを目指すプロジェクト
・障がいのある子を持つ親御さん向けの「親心の記録」の作成支援
・重病の手術を予定している女の子の支援
・前職の同僚が、映画製作をするというのでその応援
・ホリエモンこと堀江氏が立ち上げた宇宙開発プロジェクト

特に軸はありませんが、
共感して応援したい、
助けたいと思い、
参加したものです。

自分が応援したプロジェクトが上手くいくと嬉しいし、
応援された団体も嬉しい!

そこにはお金に換えられない
「誰かの役に立てた」と感じ
元気になれる効果がありました!

『自分で決めて』、
応援したいプロジェクト
に寄付をする。

それぞれの金額は、少額ですが、
自分だけでなく、そのプロジェクトを担う団体、
その向こうの誰かの役に立てる。

ここで伝えたかったことは、
『自分で決めて』実行したことが
心の元気につながったということでした。

元気なときに寄付するのも良いです。


また、自分の生活費・医療費・介護費でどのくらい使うのかが
分からない場合には、

遺贈寄付という選択肢

があります。


(3)相続人から寄付をさせたいという希望の遺言をサポートした話


遺言をサポートしたご家族がいました。

遺言を残す母親の希望は、
「相続人の手から寄付をさせたい」
「金額は任せる」というものでした。

実現をできるように、
遺言の内容を調整したり、
遺言の中に母親の希望を文章で載せたりと
工夫をしました。

最終的には、承継した相続人の判断ですが、
そのご家族を見ていると、
母親の想いに応えてくれると確信しています。

自分で直接に決めることが難しい場合には、
相続人に任せるという選択肢もあることを
伝えたく、紹介しました。

寄付先の選択肢も広がりました。


NPO法人だけでなく、
公益認定をうけていない社団法人、
大学での特定の研究、町内会、市区町村など
様々な選択肢があります。

具体的な団体は定めずに、
○○の活動に使ってほしいという想い
を残す方法もあります。

寄付する金額によって、
寄付者の名前を彫ったプレートを作り、
名前を残してくれるところもあります。

代々の財産を家族の繁栄に役立てることも、
応援したい活動にお金を届けることも、
どちらもハッピーな使い方です。

一番大切なのは、

「自分の意思」を残すこと。


そうすれば心が嬉しくなります。

今日の内容が、
自分がハッピーになる財産の
残し方・使い方を考えるきっかけになれば嬉しいです。

遺言を作ることに関係して、その必要性について、
遺言がないと一番損するのは真面目で優しいお子さんであることも
以前にホームページにて紹介しています。

(前編)真面目な人が損をする!?現在の相続のルール
https://votre-soleil.com/blog/souzoku/2899/

良かったらご覧ください。


知っているか知らないかで大きな差が生じます。

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。


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