みなさん、こんにちは。
司法書士法人ソレイユの増田陽子です。

講演のテーマは、

「円満家族・永続経営を実現する！
１００年企業のための家族信託」

です。

当日は、台風の影響で悪天候だったにもかかわらず、
沢山のＦＰの方が会場にお越しになられており、
みなさん熱心に耳を傾けてくださっていました。

今日はそのときの講演の内容を少しご紹介させて
いただければと思います。

まず、日本は世界の中でもトップクラスの
「長寿企業大国」で、毎年１０００社以上の
企業が創業１００周年を迎えています。

一方、１９９５年から２０１５年までの２０年間で、
経営者の年齢のピークは、
４７歳から６６歳に上がっているのだそうです。

そして、廃業予定の企業の実に３割が、
経営自体はうまくいっているのに廃業している
というデータもあります。

このことからも、中小企業の事業承継対策
があまり進んでいないことが分かります。

オーナー経営者さんが何も対策をしないまま
ある日突然倒れてしまったり
認知症になってしまうとどんなことに
なるでしょうか？



セミナーでは、図やグラフ、イラストなどを
駆使した分かりやすいスライドを映し出し、
様々なリスクについての説明が続きます。

「認知症による資産凍結」
「遺言がないことによる相続争い」
などなど、話が続く中、

突然、講師の杉谷からある提案が！

「みなさん、長時間の講義でそろそろ
お疲れかと思います。
座ったままその場でできる簡単な
認知症予防の体操をご紹介しますね！」

突然のことで会場は少しざわついていますが、
みなさん杉谷の指示通りに
両手をグーパーしながら、腕を前後に出して
います。

簡単な体操なのですが、途中で両手の動きを反対に
という指示がでると、
私も「あれ？」
とできなくなったりして、会場のみなさんも
笑いながら参加してくださっていました。

さらにそこで、
皆さんご存じの「桃太郎さん」の歌を
杉谷が歌いながら体操をする、という
一幕もあり、
後半の講演前のよい気分転換になりました。

後半は、
「家族信託」を使うと、
・不動産や株式の承継リスク
・オーナー経営者の相続紛争リスク
・認知症による預金凍結リスク
・財産管理で後見人をつけるリスク
などの様々な問題を解決することができます！
という熱いメッセージを込めつつ、
一時間半のセミナーが終了いたしました。



相続対策や認知症対策で、
何かしなければいけないのは分かるけれど
どうしていいか分からない。

お父様・お母様が頑張って大きくした会社を
子供世代が引継ぎ守っていくために
今のうちから対策を取っておきたい。

という方々と日ごろから接しているＦＰの皆様に、
どうかこのような家族信託という仕組みを
お客様に紹介していただき、
私どもが一緒に支えていければと思っています。

セミナー終了後、早速反響がありました。

ある方は、弊所にお電話をくださり、
「セミナーで知った家族信託について
もう少し勉強してみたくなりました。
お勧めの本を教えていただけますか？」
とのお問い合わせでした。

このようなお問い合わせをいただけることは
大変嬉しいことです。

講演の機会を設けてくださった
日本ＦＰ協会東京支部の関係者の皆様、
ありがとうございました。

弊社では、会社や経営者ご家族、会社の従業員を守るために
オーナー経営者の方の相続対策、認知症対策に取り組んでいます！

オーナー経営者が重い認知症になると
会社がダメージを受けるメカニズム、
家族信託の活用法については
下記の記事でも分かりやすく解説しています。

『後継者に知ってほしい、家族信託を使った自社株対策を分かりやすく解説（入門編）』
https://votre-soleil.com/blog/jigyou/3026/

また、士業専門家、保険募集人の方などには知っておいてほしい
「実質的支配者リスト」についてもまとめました。

株主高齢者の認知症が明るみになる！？
令和4年1月31日からスタート『実質的支配者リスト』をわかりやすく解説！
https://votre-soleil.com/blog/jigyou/3945/

ぜひ、こちらの記事もお役立ちできれば嬉しいです！！


それでは今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました！