離れて暮らす親の介護のために、子供がやっておきたい2つの準備(行政サービス、家族信託)


こんにちは、司法書士の友田純平です。

さて、本日は

親と同居していない場合の、子供がやっておきたい2つの準備

についてお話していきます。


1.まず、結論はこの2つになります

【準備1】親の介護を子供だけで背負わなくてもいいようにしておくこと。


別の言い方をすると、子ども以外も頼れる状態にしておくということです。

【準備2】親のお金を子どもが「使える」状態にしておくということです。


この「使える」というのがとても重要です。
では、具体的に見ていきましょう!

 

2.【準備1】親の介護を子供だけで背負わなくてもいいようにする

親の物忘れや認知症の症状が出てきて、
介護が始まってくると、
子ども側には、肉体的な負担、時間的な負担が出てきます。

今、毎週金曜日にやっているドラマ「俺の家の話」、
長瀬智也演じる観山寿一が、
西田敏行が演じる父親 観山寿三郎の介護を
していく物語です。

私は、この宮藤官九郎×長瀬智也のドラマは好きで、
今までの作品も含めて毎回楽しく、見ています(^^)

このドラマでは、父親の観山寿三郎は初回放送
で要介護1の認定を受けます。
長男の観山寿一がお風呂で身体を洗ったり、
排せつのサポートをしています。

お伝えしたいのは

介護が始まると、その場にいて身体を支えたりなど、
遠方ではできないことも出てくるのです。

 

子どもが離れて暮らしている。
なおかつ、仕事もしているといった場合
子供だけで介護をしていくというのは難しいことです。

 

そのため、介護を子供だけで背負い込まなくてよい環境を
作っておくことが必要です。

 

例えば、親戚(親の兄妹など)が、近所に住んでいて、
様子も見に行ってくれるととても心強いです。

そうではなくても、デイサービスなどを利用し、
日中は施設の人がサポートしてくれる、
お風呂なども入れるところもあります。

このときに利用したいのが、

介護保険の制度です。


介護保険認定を受ければ、それぞれの等級に応じたサービスを
費用を抑えて利用できます。

また、軽い認知症があり、お金の管理が不安という場合、
お金を下ろしに行くのに、行政の方がついてサポートしてくれる制度もあります。

日常生活自立支援制度といい、あらかじめ手続きをしておく必要がありますが、
上記のような付添サービスを数千円などで利用できます。

3.【準備2】親のお金を子どもが「使える」状態にしておく。

親のお金が「ある」だけで安心せず、
子供が親のお金を「使える」ようにしておくことが重要です。

 

上記のような介護サービスについて、
今は、行政のものだけでではな
く、民間の介護サービスなどもあり、
頼むことができれば子ども側の負担はとても軽くなります。
ただ、利用をするにはお金が関わってきます。

また離れて暮らしている場合に、
「自分が見ていないときに、倒れていたらどうしよう」
「徘徊して、事故にあってしまったら」
「家で火をつけっぱなしにして、火災が起きたら」など
子供側も不安を抱えています。

このようなとき、24時間見てくれる人がいるから、
老人ホームを利用するというのも選択肢にあることで
だいぶ心の負担が軽くなります。

そのためには、親のお金が「ある」だけでは足りず、
子供が親のお金を「使える」ようにしておくことが重要です。

なぜなら、

認知症が悪化して、親の判断能力が低下すると、
預貯金が凍結されてしまいます。
「お金があって」も子供が下ろして使うことができなくなります。



老人ホームの費用について、
民間の老人ホームでは首都圏で月25万円
地方では月15万円。

 

入所期間を5年として試算すると
合計900万円~1500万円となる。

そして入居するときには入居金がドカンとかかります。

特別養護老人ホームの場合には、
費用はもっと抑えられますが
最低でも要介護3でないと入ることができず
順番待ちなのが現状です。

 

「親のお金が使えない」
「自分の家族の生活費もある」
「子供の学費も必要」

 

そうすると、金銭的な不安や
老人ホームで見てもらうことの難しさから
肉体的にも精神的にも負担を大きくかけることになる。
 

だからこそ、介護をする子供が親のお金を「使える」
ようにしておくことが重要です。



親のお金から、介護のやりくりもできるようにする。
そのための方法として、
家族信託・実家信託
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親孝行のお子さんのための、
親の介護の強い味方になる対策「実家信託」については
下記のコラムで動画付きで詳しく紹介しています。
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実家こそ認知症対策を!実家を家族信託するメリット!

本日は、ここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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