「スマホの終活」実録!相続の専門家が行なっている自分の終活(後編)

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「スマホの終活」実録!相続の専門家が行なっている自分の終活(後編)


こんにちは!
司法書士の友田純平です!

現役世代の老後資金と安心生活を守るために
必要な情報を発信しています!!

前回に引き続き今日のテーマは
相続の専門家である私自身が
行なっている終活について
紹介します。

私自身はまだ30代ですが、
自分に何かあったとしても配偶者や子供が
困らないために対策をしています。

このコラムを最後まで読むと
終活についての考え方や対策のヒントを
得られます!!

前回の記事はこちら
↓↓↓↓↓↓↓

「30代で遺言を作った理由」実録!相続の専門家が行なっている自分の終活(前編)



前回は、私が遺言を書いた理由について
触れました。

今回は後編で、
スマホの終活対策についてやったことです。

昨今の、デジタル遺品、デジタル終活という言葉
も注目をされていますが、
スマホを必ず持っている現役世代の方々には
ヒントになる情報と思います。

記事のまとめ
(1)妻に相続させるための遺言を作った【前回】
(2)スマホのスペアキーⓇを作成した【今回】
(3)家計簿アプリで財産目録作成【今回】


早速見ていきます。

(2)スマホのスペアキーⓇを作成した


自身の終活としてスマホのスペアキーⓇを作成しました。
作成したのは、令和3年の12月で、つい最近です(笑)

これはジャーナリストの古田雄介氏が
商標登録をしているもので、
古田氏の書籍を読んで知りました。

スマホのスペアキーこちらに写真掲載もあります。
↓↓↓↓↓↓↓

https://note.com/yskfuruta/n/nb313ac04e80e



私が亡くなった時に
妻が私のスマホを開けないことも
大きなリスクになると考えました。



葬儀について連絡先が分からないし、
遺影写真などで私のスマホの中の写真が必要かもしれない、
また、利用していた金融機関や証券会社、保険、
その他のサブスクなどの特定にはスマホに
ログインできないととても不便になります。

スマホのパスワードはメーカーでも非対応が原則です。
そして、業者に頼んでも、対応が難しいようです。
確実に解錠できる保証はなく、20万~50万円の費用がかかり、
作業時間は半年~1年にもなるそうです。

今や、ネット上のサービスのお知らせは
ほぼすべて、電子メールなどで届くようになりました。

スマホにログインできれば、
メールから探すことができますが、
ログインできないとどうしようもありません。
PCから見るにもログインパスワードが必要です。

スマホのスペアキーⓇは
こういったログインのために必要な情報を
紙に書き、普段は見れないように修正テープなどで
マスキングして残しておく方法です。



3分もあれば作れてしまいます。

現役世代についてはスマホに
自分の情報が集中していることが多いので
とても費用対効果が高い対策になります。




(3)家計簿アプリで財産目録作成


私自身、普段の生活費の管理で、
マネーフォワードという家計簿アプリを利用しており、
金融機関や証券会社などを紐づけています。


そのため、スマホにログインできれば
私がどこの銀行に口座を有しているか、
証券会社を使っているかなどが、
家計簿アプリにて一覧化されているので、
簡単に判明することができます。


相続の相談を受ける中で、とても大変な作業が
相続財産を確定させることです。



デジタル遺品の一つの問題が

「見つからない問題」があります!



もしも通帳などが引き出しに全部まとまっていれば
比較的分かりやすいですが、
通帳が発行されない金融機関も存在します。

また今後は、通帳の発行が有料化され、
ペーパレス化が進むことが考えられます。

通帳が発行されず、お知らせの郵便でなども
なければ、口座などを特定することは
とても大変な作業になります。


その点、私の場合には、
スマホにログインさえできれば
家計簿アプリから銀行や証券会社などを確認できます。
クレジットの明細から、保険なども分るでしょう。



今後、新たな金融機関で取引を行う場合にも
おそらく家計簿アプリと連携するので
問題ありません。

なお家計簿アプリを導入したことにより、
過去に登録したサブスクなどが整理でき、
毎月の収支が2万~3万円ほど
改善したことはナイショの話です(笑)


私の終活についてまとめると
まず遺言を作り、万が一私に相続が起きても、
まっすぐ妻に財産が承継されるようにしました。

次に財産の所在などを確認できるように、
スマホのスペアキーⓇを作成し、ログインできるよう準備、
そしてログインできれば家計簿アプリ上に
財産が一覧化されているので困らずにすみます。


持病などはないので、かかりつけ医などはいませんし、
葬儀に関することなどは、まだまとめていません。

ただ、現時点で最低限はできていると思います。

これで万が一、私に相続があっても
妻が相続に困らなくて済みますので。

今日の内容が、
みなさんの終活のひとつの参考になればと
思い記事にさせていただきました。

ご覧いただきどうもありがとうございます。

記事のまとめ
(1)妻に相続させるための遺言を作った【前回】
(2)スマホのスペアキーⓇを作成した【今回】
(3)家計簿アプリで財産目録作成【今回】

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